オバケのQ太郎(1)

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)

公式サイトはこちら。→オバケのQ太郎(1)|藤子・F・不二雄 大全集|小学館

  1. Qちゃん誕生:知る人ぞ知るQちゃん誕生の話。雑木林のそばでタマゴから生まれる。最初のQちゃんの毛は10本ほど(数の定義がない)。忍者ごっこに興じる子供たちのハチャメチャなアクションが時代を感じさせる。いいたかないけど、が口癖かと思いきやこの回しか出てこない。
  2. まとめてめんどうみてよ!:石ノ森顔の迷惑一家が大原家に押し寄せる。迷惑一家がの非常識な迷惑っぷりにイライラする。オチも全くオチてない。
  3. Qちゃんと正ちゃんの裸一貫:犬をしぼるわ、人間を掃除機で吸い込むわ、やりたいほうだいの正ちゃん。Qちゃんの居候が正式に認められる。
  4. 正ちゃんのペットはオバQ:なぜか動物後を話せるQちゃん。Qちゃんの存在はまだこの段階では友達には秘密らしい。
  5. オバケの研究家オバQにありがちな「街のヘンな人」編。家が崩れる描き文字の描写に手塚色を感じる。
  6. おかしなあの子:「街のヘンな人」編その2。拳銃をかざして家に入ってくるむちゃくちゃな警察官たち。
  7. 空とぶ宿題:初めて学校が舞台に。Qちゃんの変装も可愛いが、見所は先生のヘンテコな髪型か。あれどうなってんだよ。ギャグもリアクションも冴え渡る傑作。
  8. わが家をつくろう:Qちゃんの地下ハウスが登場。少年心をくすぐる「秘密基地」的な存在。パパがラストで家を崩壊させるというシャレにならん展開。
  9. 名画をかこうトムとジェリーのようなテンポで進む荒唐無稽なドタバタ話。ここでいったん休載。
  10. 魔球でやったるで:連載再開。この話からいよいよQちゃんが大ボケっぷりを本領発揮、一気に面白くなる。ユニフォームを着たQちゃんも可愛い。
  11. はりきっちゃったおるすばん:完全に軌道に乗ったなと思わせる話。今まで単発のギャグを多く繋ぐ話が多かった中、Qちゃんが話全体で大きなボケをかます。ベタな勘違い展開ではあるが笑える。
  12. オバケなんかいるもんか:「きみはクビだ」ってどんな会社だよw
  13. Qちゃんのおつかい:Qちゃんが間違いに間違いを重ねて大混乱に。
  14. ハイキングにいこう:定期的にあるお出かけ話。結果的には勧善懲悪な結末に。おまけの写真集がいかにも藤子っぽい。
  15. バケットに協力しよう!:街のヘンな発明家。巨大タケコプター的なものも登場。
  16. ハエたいじ作戦:わざわざハエを地の果てまで追うというバカらしい話。ラストシーンは食事時には放送禁止。
  17. オバ子がいたよ:傑作。昔の夏の味わい溢れる林間学校、'60年代色あふれるボンネットバス。最後のコマ、「オバ子は夏の日のまぼろしだったのさ」という台詞もさることながらQちゃんがバスの屋根で夏の風を浴びているシーンが夏らしくて非常に良い。
  18. 都会をはなれて:夏休みの旅行・田舎編。「なんだここも夏じゃないか」に爆笑。どこへ行ってもマイペースなQちゃんであった。
  19. オバケ大会:田舎編2。田舎のきもだめしは確かに怖い。オバケ大会というネーミングが独特。
  20. バッチリあそぼうよ:タラ子という女中のキャラが濃すぎてやばい。っつーか何だあのどうしようもないオチはwwwww このあたりからQちゃんの毛は3本で固定に。
  21. かみなりじいさんの九官鳥:神成さんとは別人なのか?「はげてるからハゲカミナリだ」とすごい悪口を平気な顔で言うQちゃん。結局聞かれてますが。
  22. 忍法修行:街のヘンな忍者。何でこんなに変人だらけなんだ。わしがゴリラに似ていて助かったよってむちゃくちゃだ。
  23. なくなQちゃん:Qちゃんに家族はいないという設定だった当時しか読めない話。Qちゃんと正ちゃん一家の優しい気持ちが泣ける。
  24. ネズミを追い出せドラえもんより一昔前ということもあって(?)、ネズミが大群で押し寄せる。「どこを回してもネズミしか映らない」→「本物だ!」いやTVの中にいても映らないだろwww
  25. 台風Q号:藤子漫画秋の恒例の台風話。みんなを手伝おうとして結局邪魔するだけのQちゃん。
  26. 正ちゃんにプレゼント:正ちゃんの欲しがるものがめちゃくちゃだ。
  27. 正ちゃんは名選手:いきなり巨人軍に入る正ちゃん。王も長嶋も登場。スカウトがスカートはいてるという誰も突っ込まないギャグがシュールすぎる。最後、試合放棄して大丈夫なのか。
  28. テレビが見たい:「それにしちゃあ出世してないね」とさりげなくヒドイことを言うQちゃん。
  29. ゆうかい魔に気をつけろ!:なぜか誘拐魔が藤子両氏。どう見ても善人。迷惑オバケのQちゃんの迷惑っぷりが功を奏する。
  30. 兄弟げんかはやめよう:読者の子供たちは自分たちの日常と重ね合わせて読んでいたのでしょう・・。毛利元就の三本の矢の話が出てくるがまるっきり教訓にならず。
  31. パパの書類が消えちゃった:散々探してそれがオチかいw
  32. Qちゃんのテレビスター:Qちゃんの七変化が可愛い。自分の服で五目並べをを始めるQちゃん・・・w
  33. へんな見合い:いとこのみっちゃんという美人が登場。この先どうなるのか気になる。
  34. Qちゃんの病気:アホダラ教・・・。藤子氏の漫画は時々新興宗教を笑い飛ばすような話があるからあなどれない。モジャ公のアレしかり。
  35. ぼくは社長だぞ:正ちゃん、金儲けに目がないとこはのび太と同じなのね。
  36. おれさまはガキ大将ゴジラと決闘。「男として引くに引けない場合もあるよ」・・のび太より男らしい。